[chronicles]




1954年度山行記録

1954年(昭和29年)4月
  • 奥多摩ハイキング会(4月29日・晴)佐藤、宗像(高二)、田辺、大橋(高一)、部外参加者8名。計12名新宿(7:00)〜立川(7:38-7:58)〜氷川(9:12-9:24)〜愛宏神社(9:48-9:53)〜三角点(11:40-12:15昼食)〜天地山頂(12:25)〜分岐点(13:18-13:22)大岳小屋(13:36-14:15)〜御岳(15:30-15:55)〜滝本ケーブルカー駅(16:24)〜同バス駅(16:50-17:08)〜御岳(17:17-17:42)〜新宿(19:22)

    折からの私鉄スト突入によって参加者が危ぶまれたが、それでも部員合せて12名という参加者があった事は部員募集という目的からしても、又その時の参加者が現在部員として活躍していることからも、この計画が一応成功しているといえよう。

5月
  • 金峰山(5月1日-3日)曇時々晴、後雨。佐藤、伊藤、菅原、宗像(高二)、三浦、(遠藤)計5名
    • 1日新宿(24:06)
    • 2日甲府(3:47-4:05)バス〜昇仙峡入口(4:40)〜仙娥滝(5:50-6:24朝食)〜金桜神社(7:00-7:15)〜下黒平(9:05)〜上黒平(10:00)〜沢のほとり(11:10-12:00昼食)〜御室小屋(16:15)
    • 3日出発(5:30)〜金峰頂上(7:45-8:30)〜大日小屋(10:30-12:00昼食)〜金山(13:50)〜増富温泉(15:55-16:00)〜塩川(16:30)〜バス〜韮崎(17:40)帰京。

6月
  • 丹沢水無川(6月12日-13日)佐藤、伊藤(高二)、三島、深沢、萩原(中三)、笠原、後藤、内田、荒木(0B)、計9名
    • 12日新宿〜渋沢〜大倉〜大堰堤前右岸の草地〜就寝(22:30)
    • 13日出発(4:55〉〜稜線(13:00)〜塔ケ岳〜大倉尾根〜テント場〜テント撤収(15:20)〜大倉〜渋沢〜新宿

7月
  • 白根三山北岳(南アルプス)(7月15日-19日)大迫、新家、(神村)(高三)計3名
    • 15日新宿(23:55)
    • 16日日野春(4:35)〜出発(6:00)〜武川(6:30-7:50)〜トラック〜二ノ沢出合(8:40)〜落合の滝(9:00)〜水場(10:40-11:10昼食)〜河原(11:20)〜飯場(12:15-12:30)〜稜線出合〜(13:10-13:40)〜広河原峠(16:15)〜水場(17:45)〜広河原小屋(18:35)(泊)
    • 17日沈澱
    • 18日出発(5:40)〜水場(8:20)〜大樺小屋(8:40)〜小太郎尾根上(11:00-11:40)〜北岳頂上(12:50)〜コル(13:30)〜北岳小屋(14:00)
    • 19日出発(3:50)〜コル(4:30)〜吊尾根への分岐(5:30-6:00)〜八本歯(6:50)〜小さな雪田(7:45)〜中池(9:15)池上三角点(9:40)〜荒川小屋(11:05-12:00)〜鮎差(13:35)〜夜叉神峠(15:50-16:30)〜トラック〜(17:15)〜甲府(19:15-19:45)〜新宿(23:02)

  • 奥秩父縦走(中学部員合宿)(7月23日-27日)L神原(高三)、三浦(高一)、三島、萩原、深沢、高林、佐久間、佐藤、飯田(中三)
    • 23日新宿(6:40)〜氷川(9:12-9:50)〜バス〜鴨沢(11:30)〜小袖(12:30-13:20昼食)〜七ツ石小屋(16:00)〜夕食(18:30)〜消燈(20:30)
    • 24日起床(3:10)〜朝食(4:10)〜出発(5:00)〜七ツ石山山頂(5:50)〜小雲取の肩(7:10)一雲取山(7:35-8:00)〜甲州雲取小屋跡(8:20)〜狼平(9:20)〜北天のタル(12:00-12:40昼食)〜飛竜(13:30)〜将監小屋(16:10)〜夕食(18:00)〜消燈(20:00)
    • 25日起床(3:30)〜朝食(6:20)〜出発(7:30)〜牛王院平(7:50)〜笠取小屋(10:10)〜雁峠(10:25)〜昼食(12:00-12:40)〜雁坂小屋(15:30)〜雁坂山(16:20)〜東破風山(17:20)〜破風小屋(19:00)〜夕食(20:00)〜消燈(22:00)
    • 26日起床(4:30)〜出発(6:30)〜中武信小屋(8:10-9:10朝食)〜甲武信岳(9:35)〜水師山(10:45)〜富士見平(11:40)〜昼食(12:00-12:45)〜国師岳(16:45)〜大弛(17:30)〜夕食(19:00)〜消燈(20:00)
    • 27日起床(5:20)〜朝食(6:00)〜出発(8:30)〜朝日岳(9:30-10:00)〜金峰山(11:00-11:30〉〜昼食(12:00)〜金山(15:00)〜増富(15:55)〜増川(17:10-17:30)

8月
  • 笛吹川東沢・釜の沢遡行(8月5日-8日)水野健、(吉岡)(高三)
    • 5日新宿(6:30)〜塩山(9:35-10:00)〜バス〜三富(10:45)〜昼食(11:20-11:45)〜広瀬(14:00)〜雁坂・東沢分岐(14:30)〜笛吹小屋(14:50-15:50)〜硅石事務所(16:10)
    • 6日起床(4:20)〜出発(6:15)〜鶏冠谷(6:45)〜東沢に降りる(7:20-8:00)〜東滑(8:45)〜西滑(9:10)〜釜の沢出合(9:50)〜両門の滝(11:20-12:30昼食)〜二本のスラブ(15:45)〜甲武信小屋(16:50)〜就寝(20:00)
    • 7日起床(5:00)〜出発(6:30)〜甲武信(6:45)〜水師(7:25)〜富士見(8:20)〜東沢の頭(9:10)〜金山沢下降路(11:45)〜国師岳(12:40)〜大弛小屋(14:00)〜就寝(20:00)
    • 8日起床(5:30)〜出発(6:50)〜朝日峠(7:20)〜塞の河原(8:40)〜金峰山(9:10-9:45)〜大日沢出合(10:30-10:45)(大日沢を下り切って道路に出る。)〜金山・八巻分岐(12:45)〜増冨(15:10)〜塩川(15:40-16:10)〜バス〜韮崎(17:00-17:43)〜新宿(20:34)

  • 夏季北アルプス合宿(岳山より針の木越え)(8月16日-26日)
    リーダー佐藤信安、宗像(高二)、佐藤晃(高一)、後藤、内田(OB・コーチ)
    • 16日上野発(20:00)
    • 17日(晴・夕刻雷雨)富山駅(5:36-5:53)〜立山駅(6:52)〜藤橋(7:35-7:40)〜称名バス停留所(8:09-9:50朝食)〜飛竜橋(10:15)〜滝見小屋(12:40-13:20昼食)〜弘法通過(13:33)〜追分テント地(14:00)
    • 18日(晴・5時頃より雨・夜風雨はげし)テント発(5:45)〜天狗平小屋(7:40)〜地獄谷(8:50)〜雷鳥沢下(9:20-10:30昼食)〜別山乗越(12:15)〜劔沢テント地(13:00)
    • 19日(雨・午後豪雨)テン卜発(8:00)〜グリセード練習〜テン卜着(11:00)午後沈澱
    • 20日(豪雨午后12時頃より雨上り晴)グリセード練習(13:00-16:00)
    • 21日(晴)劔沢テント(7:10)〜前劔(8:20)〜平蔵の頭(9:00)〜劔頂上(9:30-10:30昼食)〜長次郎の頭(11:00)〜熊岩乗越(11:40)〜長次郎谷(13:00)(途中後藤氏負傷)〜劔沢出合(15:30)〜劔沢テン卜(16:30)
    • 22日(晴)後藤氏動けず佐藤が附き添いに残り、他の三人室堂へ電報をうちに行く。
      テント発(7:05)〜別山乗越(7:40)〜雷鳥沢下(8:10-8:30)〜地獄谷(8:40)〜室堂(9:10-10:30昼食)〜一ノ越(11:05-11:15)〜雄山(11:45-12:15)〜別山(13:45-14:00)〜テント着(14:45)
    • 23日(晴・午後曇り)劔沢テント地(5:20)〜別山乗越(6:10-6:40朝食)〜別山分岐(6:50)〜真砂のコル(7:15)〜雄山(9:25)〜一ノ越(9:45)〜浄土山(11:00昼食)〜ザラ峠(13:00)〜五色ケ原(13:30)
    • 24日(快晴)五色ケ原(9:15)〜刈安峠(10:30)〜平の小屋(11:25)
    • 25日(曇り時々雨)平の小壁(5:50)〜南沢出合(7:00)〜針の木峠(10:40-11:50昼食)〜針の木岳(12:25-12:45)〜針の木峠(13:10)〜大沢テント地(15:30)
    • 26日(快晴)大沢出発(5:45)〜扇沢(6:35)〜白沢(7:20)〜ヨセ沢(7:50)〜大田バス停留所(9:40-10:40)〜大町(11:00-11:50)〜解散

1954 夏合宿より

9月
  • 丹沢主脈縦走(9月23日)佐藤、菅原(高二)、田辺(高一)、三島、佐藤、萩原、深沢、飯田、榊原(中三)。
    新宿(22:35)〜渋沢(0:08-0:20)〜大倉(1:15)〜花立(4:15)〜塔ケ岳(4:50-6:45)〜竜ガ馬場(7:20)〜丹沢山(7:40-7:50)〜蛭ケ岳(9:30)〜地蔵平(10:40-12:00)一鳥屋分岐(13:20)一焼山(13:30-14:20)一分岐(14:30)ー吉野原(14:25)ー平戸(16:15)〜鳥屋(16:35)

    前夜発の準急は登山客で案外こんでいた。星空の下を尊仏小屋に入り仮睡をとる。帰りは鳥屋への道で、やぶこぎがひどく全員バテ気味だった。

  • 丹沢勘七ノ沢(9月23日)晴時々曇。近藤(高三)、宗像(高二)、三浦、大橋(高一)、他二名。渋沢(9:00)〜二俣(10:50-11:30)〜F5(12:40)〜塔ケ岳(15:30-16:30)〜渋沢(19:10)

10月
  • 鹿島槍東尾根偵察(10月4-9日)晴後曇。神原、水野(高三)
    • 4日神原先発(新宿22:15〉
    • 5日(晴)(神原)松本(4:55-5:05)〜大町(6:05-7:00)〜源汲(7:30)〜鹿島(8:40)〜狩野氏宅発(10:00)〜丸山小屋(10:30-10:45)〜小冷沢出合(11:00)〜西沢出合(12:40-13:20)〜丸山小屋(14:30)〜狩野氏宅(15:30)
    • 6日(雨)水野到着(8:30)出発(10:30)〜丸山(11:00-13:45)〜狩野宅(14:00)
    • 7日(雨後曇)出発(9:30)〜丸山小屋(10:05)〜小冷沢出合(10:40)〜一ノ沢ゴルジユ(12:00)〜丸山小屋(14:00)〜自転車を借りて狩野宅迄往復荷を上げる〜丸山小屋(14:30)
    • 8日(曇)小屋発(6:OO)〜一ノ沢ゴルジュ東尾根取附点(6:30)〜14:00ひき返す〜18:00 ビバーク決定。
    • 9日薄曇り出発(6:30)〜一ノ沢出合ゴルジュ(8:10)〜丸山小屋(8:45-10:45)〜黒沢峠〜築場(12:00)〜バス〜大町(13:10-15:00観光協会に立寄る〉〜松本(17:00)帰京。

    この合宿は、岩燕 V に紀行文が掲載されています。
    注)2001年2月現在、サイトへの登録はまだ行われていません。

  • 川乗、逆川(10月17日)晴後曇。新家〈高三)、宗像(高二)。新宿(6:35)〜氷川(8:35)〜パス〜川乗橋(8:55)〜出合(10:20)〜大滝(13:55)〜稜線(14:30)〜川乗頂上(14:30)〜鳩ノ巣(16:35)帰京。
    (逆川出合がわかりにくく40分ロスした。)

1954 総会より

11月
  • 雲取山(11月2-3日・晴)佐藤、飯田(中三)
    • 2日池袋(15:00)〜寄居(16:45)〜三峯口(18:16)〜バス〜大輪(19:20)〜ケーブル〜三峰頂上(19:29)〜三峰社(19:35)
    • 3日出発(7:45)〜地蔵峠(8:45)〜白岩小屋(11:00-12:45)〜雲取山(14:30)〜鴨沢分岐(15:30)〜鴨沢(17:30)〜氷川(19:30)〜新宿(21:30)

  • 飯盛山(11月3日・快晴)三島、深沢、佐久間、榊原(中三)。
    新宿(23:55)〜小淵沢(5:35)〜清里(8:05)〜飯盛山(9:40)〜野辺山(15:15)〜小淵沢(17:25)〜新宿(23:00)

    中間試験を終えて、ほっとした気持で実にのんびりした山行であった。小海線から挑めた八ケ岳といい、飯盛山から眺めた八ケ岳といい、その威容は印象的であった。

  • 丹沢勘七沢(11月7日)晴、一時曇。
    近藤(高三)、宗像(高二)、三浦、蜷川、柳井(高一)、三島、萩原、佐藤義(中三)、小坂、(中二)、小倉、後藤(OB)。渋沢(7:40)〜二俣(10:00)〜F5(12:20)〜花立(14:10)〜塔ケ岳(14:40-15:00)〜大倉(16:45-17:15)〜渋沢(18:05)帰京

    沢登りの初歩指導としてOB二氏に来ていただいた。沢は例の通り混雑しており(?)F5は全員捲いた。

  • 富士山(11月23日・晴)近藤(高三)、佐藤信(高二)。新宿(23:55)〜富士吉田(3:45)〜大石茶屋(6:00-6:40)〜馬返し(7:03)〜佐藤小屋(9:35-10:40)〜八合五勺(13:40)〜佐藤小屋(14:30-15:32)〜馬返し(16:15)〜富士吉田(18:25)帰京

12月
  • 富士山(OB合同トレーニング)(12月18-19日)小倉、小田、笠原、吉田、森田(OB)、佐藤信、宗像、野田(高二)、三浦、佐藤晃、田辺、大橋(高一)
    • 新宿(18:15)〜大月(20:28)〜富士吉田(21:35-22:15)パス〜馬返し(22:55-23:45)〜佐藤小屋(2:00)仮睡。
    • 出発(8:45)〜六合五勺あたりで練習(9:20-12:40)〜小屋(12:51)〜出発(13:30)〜馬返し(14:40-15:30)〜富士吉田(16:10)〜新宿(19:48)

    例の大雪崩の直後であったので、家庭では余りいい顔はされなかった。しかし春の合宿にそなえての雪上技術習得であるから皆張切ってやった。22日全員そば屋に集りて批判会を開いた。

  • 大菩薩嶺中学部員合宿(12月21-22日)L近藤(高三)、蜷川、坂(高一)、三島、深沢、萩原、佐藤、飯田、佐久間、高林、小林、面来、清水井(中三)、小坂(中二)、内田(OB)
    • 目的(1)団体精神の育成(2)体力の養成
    • 21日(晴)長い笹子トンネルを抜けて9時25分列車は初鹿野に停車した。一人汽車に乗り遅れてしまったので内田さんが一列車まっていることになった。他の者は先に出発したのだがとんでもない所で道をまちがえて焼山の方へ入ってしまった。三時間ほどロスをして引きかえすと内田さん達が丁度追いついた。ここで昼食をとり、だんだんとぬかって来た日川林道を泥だらけになりながらのろのろと進んで行った。嵯峨塩をすぎ、うす暗くなったところやっとトラック道路とお別れすることが出来た。大菩薩館について晩食を食べた後、先輩に山の歌を教えていただいた。
    • 22日(快晴)広々とした雪原を横切り尾根にとりついて石丸峠へ出た。峠には真白な霧氷があり風でチリチリと音をたてていた。冬山へ始めて来た我々はその美しさに歓声を上げた。大菩薩峠で北側の斜面に下りてスリップストップの練習等をしたが、その面白さに時を忘れるほどだった。そこで昼食を食べてから大菩薩嶺へ向った。嶺の頂上は立木に邪魔されて展望は全々なかった。そこから丸川峠を経て雲峰寺迄駈け下り、バスを横目でにらんで真暗になってからマメの出来た足をひきずりながら塩山駅へたどりついた。

  • 冬季鹿島槍偵察(OB会合同)(12月31-1月4日)
    小倉、小田、内田、青木(OB)、宗像(高二)
    • 30日先発隊(小田、内田、宗像)出発
    • 31日(曇時々晴)松本〜大町(観光協会に立寄る)〜バス〜源汲〜鹿島(狩野氏宅にて昼食)〜取入口附近の小屋
    • 1日(晴後曇、時々小雪)小田氏、宗像二名はテント場偵察と荷上げ。内田氏は鹿島まで後発隊(小倉、青木両氏を出迎え。
      偵察隊小屋発6時。東尾根への取つき点がわからず、三ノ沢出合附近まで上ってしまい、そこから引き返したので約2時間ロスした。テント場まで約3時間で、多数のパーテイーが歩いて出来た舗装道路があった。一ノ沢の頭下の平らな樹林の中に荷をデポしてきた。午後全員で一ノ沢をのぞく。視界はきがなかった。
    • 2日(曇後雪)全員で登リテント建設。昼食後雪が少しこぷりになったので、一ノ沢の頭まで偵察。一ノ沢の頭の直前に200メートル位のナイフ・リツヂがつづいていた。
    • 3日(雪後曇)第二岩峰まで行くつもりが朝、雪であったので出発が10時になりニノ沢の頭と第一岩峯の中間のコルの手前まで行って引き返した。一ノ沢の頭とニノ沢の頭の間は丸いピークが二つあるが、ずつとナイフ・リッヂである。ニノ沢の頭迄はラツセル跡があったが、そこから先はなくラッセルはもも位まであった。視界は全然きかず第二岩峯がぼんやり見える程度だった。テン卜場へ着いたのが16時だったが、すぐ撤収して降りることにした。テント場発が17時で小屋についたのが19時、狩野宅へついたのが20時30分であった。
    • 4日(曇後晴)始発のバスに間に合うよう出発。源汲からのバスからは鹿島槍や爺父岳がよく見えた。

1955年(昭和30年)1月
  • 景信山・陣馬山(1月1日)飯田(中三)。東京駅(7:30)〜浅川(9:00)〜影信山(12:30)〜白沢峠(13:00)〜明王峠(13:30)〜陣馬山(14:00)〜明王峠(14:30)〜相模湖駅(15:50)帰京

    影信の頂上から見た相模湖はスイスの湖のように深い青をしていた。相模湖でなくなった22人の為に黙祷した。風がなくあたたかであったこの山行に満足した。

  • 岳温泉スキー練習(1月6日-11日)近藤(高三)、三島、深沢、佐藤義、清水井、榊原(中三)

2月
  • 丹沢源次郎沢(日程失念)佐藤信、伊藤(高三)

3月
  • 春季雲取山合宿(中学)(3月19日〜20日)佐藤信(高二)、坂(高一)、三島、深沢、小林、佐藤義、萩原、飯田(中三)、古川(中二)、神原(高三)
    • 19日(晴):上野(5:50)〜熊谷(7:12-7:24)〜三峰口(9:20-9:24)〜大輪(9:43)〜ケーブル〜山頂駅(10:08-10:20)〜地獄峠(11:40-12:30昼食)一霧藻ケ峰(12:35)〜お経平(12:47)〜白岩小屋(14:02-14:40)〜白岩山(15:10)〜大ダワ(16:10-16:30)雪面で歩行練習〜雲取小屋(16:45)

      上野発5時50分の汽車に危く飛び乗って、後は電車、バス、ケーブルと文明の利器によって無事三峰山頂迄運び上げられた。これからは自分の足を動かさかくてはならない。快晴の上に、雪も少いので道ははかどる。白岩の登りで少々バテ込んだりしたが、大ダワで雪上の歩行訓練を行う時間もあった。雲取小屋についたのは16時45分、薄暗くなった頃だった。

    • 20日(みぞれ後雨):出発(7:00)〜頂上(7:30-10:35)〜スリップ止め練習〜ブナ板(11:08)〜七ツ石山頂(11:18)〜七つ石小屋(11:35-13:10昼食)〜鴨沢(14:22-16:29)〜バス〜氷川(17:25-18:42)〜新宿(20:52)〜解散

      雲取山頂附近はさすがに雪が多くももまでもぐる所もある。頂上はガスでなにも見えない。少し下った所で雪上技術の練習を行った。みぞれがひどくなったので急いで七ツ石小屋迄行きここで一休みし昼食を食べた後雨になった中を一息に鴨沢まで下った。

    この合宿は、岩燕 V に紀行文が掲載されています。
    注)2001年2月現在、サイトへの登録はまだ行われていません。

  • 春季鹿島槍東尾根合宿(高校)(3月25日-4月3日)
    L近藤S・L神原、新家、水野(高三)、S・L佐藤信、宗像(高二)、佐藤晃、三浦、大橋(高一)
    • 25日先発隊新宿(22:15)
    • 26日松本(7:55-8:25)〜大町(9:39-12:00)〜源汲(12:30)〜鹿島狩野宅(14:00-15:00)〜B.H(16:00)
    • 27日出発(6:30)〜本隊合流(神社)(7:40-8:50)〜狩野宅(9:40-10:30)〜B.H(12:00)荷上げ出発(13:15)〜狩野宅にて神原と合流〜B・H(15:45)
    • 28日出発(5:00)〜稜線(6:00-6:10)〜麻布平(8:00-8:15)〜一ノ沢の頭(9:20-10:00)〜B・H(12:00)
    • 29日出発(7:00)〜稜線(8:00-8:10)〜麻布平(10:10-10:30)〜一ノ沢の頭(11:30-11:40)〜A.C(12:25-14:40)以後B隊A.C発(14:00)〜一ノ沢の頭(15:00)〜取附口(16:05)〜B.H(16:30)
    • 30日
      A隊:出発(8:30)〜二ノ沢の頭(9:20-9:40)〜岩峯下(10:40-11:00)〜第一岩峯下(11:45)〜 A.C(15:00)
      B隊:出発(8:20)〜取附口(9:00)〜麻布平(10:45-11:20)〜一ノ沢の頭(11:50)〜A.C(12:00)〜神原のみ出発(15:40)〜一ノ沢(15:50)〜麻布平(16:00)〜取付口(16:30)〜B.H(16:50)
    • 31日
      A隊:ラッセル発(13:35)〜ニノ沢の頭(14:00)〜A.C(14:55)
      B隊:出発(7:30)〜稜線(8:00)〜麻布平(9:30)〜一ノ沢の頭(10:30)〜A.C(10:50-13:30)〜一ノ沢の頭(13:40)〜B.H(15:00)
    • 4月1日
      A隊:出発(2:40)〜二ノ沢の頭(3:10)〜岩峯下(3:45小休)〜ルンゼ下(4:30-4:40)〜左ルンゼ上(5:35-5:45)〜ルンゼ右上(6:20)〜ナイフ・リヅヂ(6:50-7:10)〜頂上(7:20)〜ツリ尾根(7:45)〜頂上発(8:00〜ルンゼ下(10:35-11:05)〜ニノ沢の頭(13:20)〜A.C(13:40)
      B隊:出発(7:40)〜麻布平(10:15)〜一ノ沢の頭(11:20-11:30)〜A.C(11:50-14:00)〜 B.H(16:00)
    • 2日:B隊出発(7:50)〜A.C(10:50)A.C撤収出発(11:35)〜麻布平(12:20)〜B.H(13:40)
    • 3日出発(5:20)〜源汲(7:18-7:30)〜大町(8:00-8:25)〜松本発(15:26)〜新宿(20:36)

    この合宿は、岩燕 V にレポートされていますのでご覧下さい。
    注)2004年12月現在、まだ web サイトには掲載されていません。









home > history > chronicles > 1954
prev.year 前の年へ || 前の頁へ || この年のトップへ || 次の頁へ || 次の年へ next year


(C) 2000-2024, azabu alpine club. all rights reserved.

ホーム || これまでの活動 || ギャラリー || コラム || 山岳部員・OB会員のページ || 掲示板 || このサイトについて
岩燕 || 活動記録トップ || 40年代 || 50年代 || 60年代 || 70年代 || 80年代 || 90年代 || 00年代 || 目次 || 管理者へメール