[chronicles]



1959年度山行記録

1959年(昭和34年)5月
  • 谷川岳芝倉沢合宿(5月2日-3日)晴。L岡田健、SL渡辺敬之、早崎裕久、西方享(高二)、大熊義之、石田信隆、豊川圭一、仲井間雅敏、菊池詳悟、茂見暢(高一)、宗像国夫、小林隆志(OB)

    芝倉沢にて、ブロックに注意しながら、アイゼンワーク、グリセード、滑落停止の訓練を行なう。

  • 谷川岳芝倉沢個人山行(5月26日-27日)L岡田、早崎、渡辺、西方(高二)。土合〜芝倉沢〜谷川岳〜西黒尾根〜土合

6月
  • 勘七沢(6月2日-3日)豊川、仲井間、石田、溝口(高一)。新宿〜渋沢〜二俣小屋〜勘七沢〜塔ケ岳〜大倉尾根〜渋沢
  • 丹沢表尾根縦走沢登集中合宿(6月14日)晴。
    • 源次郎沢隊:L早崎(高二)、浦口醇二、菊池(高一)、佐藤晃、田辺泰輔(OB)
    • 水無川本谷隊:L渡辺(高二)、豊川、仲井間(高一)、三浦正人(OB)
    • 勘七沢隊:L西方(高二)、大熊、茂見(高一)、宗像(OB)
    • 表尾根縦走隊:L岡田(高二)、細島進、神薗勝彦、増田、安川(中三)、関根福蔵、田中(中二)

      集中合宿に於けるリーダーシップの養成と、沢登り、尾根縦走を通じての、体力増強を目的とした合宿であった。

7月
  • 夏季北アルプス合宿(7月22日-8月2日)
    • 本隊:L早崎、SL西方、M渡辺(高二)、大熊、浦口、豊川、石田、仲井間(高一)、加藤(高三)、中村太郎、近藤隆治、宗像、三浦、坂和磨、榊原隆彦(OB)
    • 中学隊:L片桐滋(高三)、安川、細島、国府、岡本、増田、山下、牧(中三)、関根、田中(中二)、横地泰英(0B)

    • 22日(曇)新宿〜大町
    • 23日(晴)大町〜七倉〜濁小屋〜烏帽子小屋テント地(泊)
    • 24日(曇後強風雨)烏帽子小屋テント地〜烏帽子岩〜三ツ岳下〜テント地
    • 25日(購)テント地〜赤岳〜鷲羽岳北面池〜テント地
    • 26日(晴)テント地〜三俣〜双六池〜テント地
    • 27日(晴)テント地〜槍肩の小屋〜槍頂上〜槍の肩テント地
    • 28日(晴)槍の肩〜中岳〜南岳下方〜キレット〜飛騨泣き〜北穂岳〜南稜〜北穂沢テント地
    • 29日(晴)この日より定着合宿開始北穂沢〜南稜〜北穂下〜穂高小屋〜東稜〜岩登り訓練〜ザイテングラード〜雪上訓練〜グリセード降下〜テント地
    • 30日(晴)北穂沢テント地にて中学隊と合流〜ザイテングラード〜穂高小屋〜奥穂高岳頂上(中学隊は、ここより前穂高岳へ)〜馬の背〜ジャンダルム〜奥穂高岳頂上(中学隊と合流)〜テント地〜テント撤収〜涸沢〜横尾谷テント地
    • 31日(晴)休養
    • 1日(晴)テント地〜槍ヶ岳肩の小屋〜頂上〜テント地
    • 2日(晴)テント地〜撤収〜徳沢園〜徳本峠〜岩魚留小屋〜発電所〜島々〜松本解散

      「高校夏山合宿」という映画撮影を並行して行ったために、器材等の重量が嵩み、苦しい大合宿であったが、バリエーションに富み学ぶ事の多い合宿であった。

      版元の東京福原フィルムスの御好意により、この「高校夏山合宿」という短編映画を、このサイトから全編直接鑑賞できるようになりました。こちらをご覧下さい。




11月
  • 富士山雪上技術訓練合宿(11月21-23日)L早崎、SL渡辺(高二)、大熊、浦口、菊地(高一)、宗像、小林(OB)
    • 21日(雨)新宿〜吉田〜馬返シ
    • 22日(曇)馬返シ〜佐藤小屋〜六角堂〜テント地〜雪上訓練〜テント地
    • 23日(晴)テント地〜吉田大沢〜雪上訓練〜テント撤収〜馬返し〜吉田駅

12月
  • 冬季妙高池の平スキー合宿(12月25日-31日)L早崎、SL・M渡辺(高二)、大熊、溝口、石田、仲井間(高一)、細島、牧、国府、間淵、溝口洋三、増田、安川(中三)、関根(中二)、加藤和彦、斉藤健一(高三)、近藤、水野健、坂、小林(OB)

    本合宿は冬季幕営とスキー練習が目的である。隊の編成を、A、B、C、中学の四隊で構成する。(C班は高校隊全員編成でOBはなし)。

    • 25日(曇)新宿発
    • 26日(曇)田口〜一本松〜湖畔亭(ベースキャンプ)〜高校隊は池の平ゲレンデ最上部〜テント建設〜B隊下山(中学班はスキー練習)
    • 27日(晴)
      A隊テント撤収〜湖畔亭〜スキー練習〜B隊と共にテント地〜テント建設〜下山(湖畔亭)
      B隊湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭〜A隊と共にテント地〜テント建設(中学隊は終日スキー練習)
    • 28日(曇後晴)
      A隊湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭〜A隊単独にてテント地〜テント建設
      B隊テント撤収〜湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭(中学隊は終日スキー練習)
    • 29日(吹雪)
      A隊テント撤収〜湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭〜C隊編成〜テント地〜テント建設
      B隊湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭(中学隊は終日スキー練習)
    • 30日(雪)C隊テント撤収〜湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭(中学隊は終日スキー練習)
    • 31日(雪後晴後雨)全員湖畔亭〜スキー練習〜湖畔亭〜解散

      中学生との合同合宿(スキー練習、幕営訓練)における一つのローテションを、考案出来た事が、本合宿最大のメリットであった。

1960年(昭和35年)3月
  • 雲取山中学合宿(3月18日-20日)L宗像(OB)、青野、神薗、谷垣、細島、間淵、増田、溝口(中三)、小林(OB)
    • 18日(晴)新宿〜氷川〜七ッ石山頂〜奥多摩小屋〜雲取山頂避難小屋
    • 19日(晴)雲取山頂避難小屋〜甲州雲取小屋跡〜雪上訓練〜避難小屋
    • 20日(晴)避難小屋〜甲州雲取小屋跡〜北天のタル〜三条の湯〜サオラ峠〜丹波〜氷川〜新宿
  • 八ヶ岳合宿(3月27日-4月1日)L加藤、斉藤(高三)、渡辺(高二)、古川紘次、岩生義、横地(OB)
    • 27日新宿発
    • 28日(晴)茅野〜農場〜美濃戸〜行者小屋〜テント地
    • 29日(晴)テント地〜赤岳石室〜赤岳〜中岳〜中阿コル〜アミダ岳〜中阿コル〜テント地
    • 30日(曇)テント地〜横岳〜硫黄岳〜赤岳鉱泉〜中山乗越〜テント地
    • 31日(小雨)テント地〜赤岳鉱泉〜硫黄岳〜硫黄石室〜横岳〜赤岳石室〜テント地
    • 1日(雪後晴)テント撤収〜美濃戸〜農場〜茅野〜新宿

      年間部活動の総仕上たるべき、春季合宿が、病気、手術、負傷等で現役部員の参加が、少数であったが、上級生が多かったため内容のある合宿であった。




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