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tome VIII - 合宿報告5
鳳凰三山平成2年度冬季合宿
page 1/2 [合宿概要] 計画と準備前年度の春合宿(奥秩父)において、我々は行動計画通りに前進できずに連日ビバーク(予定地以外で幕営)するという苦しい経験をした。その反省から今回の冬合宿の計画では、体力的・技術的な自分たちの実力をよく認識して、とにかく "無理のない計画" を立てることが重視された。結果、縦走をやめ、アタックを主体とした計画が検討され、部に残されていた資料等から鳳凰三山を目標とした計画が具体化した(行動計画表参照)。ただし、観音岳から地蔵岳に至る途中の岩稜帯はアイゼンのみでは通行困難である可能性が指摘され、鳳凰三山へのアタックは薬師岳・観音岳までを絶対目標とし、地蔵岳は現地で様子を見て足をのばすか否かを決定することにした。 目的
期日
隊員
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食料移動が少ないので重くてかさばるものもOK。豪華な食事にして、目標は "腹いっぱい"。しかしコース係の調査により夜叉神峠では水の確保が難しいことが判明。解決策として、通常の水用ポリタンクのほかに1.5リットル入りのペットボトル2本に水を詰めて携行し、使用後はつぶしてゴミにするという方法が考えられた。
行動食
調味
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装備16年間使われてきた冬用天幕は傷みがはげしく、また今回の8人のパーティーに対し、収容人員6名という規模が中途半端であったことから使用を断念した。代用として、従来夏用として用いられてきたダンロップテントに冬用外張り(フライシートの代わりに天幕本体にかぶせるもの。六合宿の前にカタログで見つけた)を装備して使うことにした。ダンロップテントは収容人員5名のものが2張あり、また冬以外はいつも使っているため部員が設営・撤収に習熟しているという利点があった。もちろん新装備の多用外張りの装着訓練は行っていた。
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